児童ポルノ:ファイル共有ソフトで公開 県警、全国で検挙 /千葉

児童ポルノ:ファイル共有ソフトで公開 県警、全国で検挙 /千葉
2010年1月7日12時1分配信 毎日新聞

 県警少年課は6日、インターネットのファイル共有ソフトを介して児童ポルノ画像を不特定多数の人が閲覧できる状態にしたとして、09年に全国の男48人を児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で検挙したと発表した。愛知県警との共同捜査。検挙したのは氷山の一角とみられ、同課は「インターネットの画像はもう消えない。地球規模の犯罪だ」と指摘。今後も厳しい姿勢で臨む方針だ。
 容疑は、09年2〜10月、撮影当時中学生だった児童の画像や動画をファイル共有ソフト「Cabos(カボス)」などを使って入手し、公然と陳列したとしている。ファイル共有ソフトを使った同容疑での検挙は県警では初めてという。
 同課によると、検挙されたのは18都道府県の18〜55歳。うち3人は逮捕された。逮捕者には私立中学校の30代の教員もいたという。県内の教育関係者が08年10月、「知っている女の子のポルノ画像がファイル共有ソフトで流れている」と警察署に相談し、捜査を開始した。【神足俊輔】

1月7日朝刊

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