アカハラ:教授、複数のゼミ生に 松山大が停職1カ月に /愛媛

アカハラ:教授、複数のゼミ生に 松山大が停職1カ月に /愛媛
2010年2月12日14時1分配信 毎日新聞

 松山市文京町の松山大法学部の60代男性教授が08年に担当していた複数のゼミ学生にハラスメントをしたとして、先月15日に停職1カ月の懲戒処分を受けていたことがわかった。男性教授はハラスメント行為を認め、学生に謝罪している。
 男性教授や大学によると、教授は08年4〜10月にかけて、受け持っていた複数のゼミ生に「ゼミを辞めるか、部活を辞めるか」などと繰り返し発言したことや、ゼミのコンパに強制参加させたことなどをゼミ生が大学側に訴えた。取材に対し、男性教授は「一生懸命にやったことがハラスメントと受け取られたのは不徳の致すところだ」と話している。
 一方で、男性教授は処分について、「他の処分事例と比べて停職は重すぎる」などとして、同大学に今月1日に異議申し立てしている。同大は「処分は事実だが、懲戒委員会を準備中でこれ以上コメントできない」としている。【栗田亨】

2月12日朝刊

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