中学教諭、生徒を数十回たたき打撲負わせる 佐世保

中学教諭、生徒を数十回たたき打撲負わせる 佐世保
2010年3月20日7時26分 朝日新聞

 長崎県教育委員会は19日、同県佐世保市立中学校の男性教諭(36)が1月、1年生の男子生徒の頭やほおを数十回たたいたとして、減給10分の1、3カ月の懲戒処分にした。生徒は頭に5日間の打撲を負い、その後もたびたび学校を休んでいるという。

 県教委の発表によると、教諭は1月18日、生徒が自分の悪口を言っていると別の生徒から聞いて立腹。午後の授業中に生徒を呼び出して校舎の階段踊り場に連れていき、問い詰めたが、生徒が認めなかったため、怒って暴行した。教諭はこの生徒が所属する部活動の顧問を務めているという。教諭は「一方的な思いから徐々にエスカレートした身勝手な行為だった」と反省しているという。

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