成績入力メモリー、児童が歩数計と思い持ち帰り
2010年3月18日10時5分配信 読売新聞
高松市教委は17日、同市内の小学校で、5年生1学級のテストの点数などが入力されたUSBメモリーが一時、紛失したと発表した。
児童が誤って自宅に持ち帰ったためで、2日後に返却されたが、女性講師のずさんな管理が判明し、市教委は近く市立幼稚園・小中学で、保管状況や個人情報の入力状況などを確認する実態調査を行う。
発表によると、女性講師は15日、USBメモリーを筆箱に入れて教室の机の上に置いていたが、無くなっているのに気づいた。2日後、児童が歩数計と間違えて自宅に持ち帰っていたことがわかった。
この講師は、日常的にUSBメモリーを校外に持ち出したり、教室の机の上に置いたりしていたという。
同市内では2月にも市立中学校で、公立高校の一般入試に使う調査書が入ったUSBメモリーが紛失。市教委は校長・園長の許可を得ずに校外に持ち帰ることを禁止し、鍵がある金庫などで厳重に保管するよう求めていた。