個人情報:中学教頭、閲覧させる−−県教委、懲戒処分 /愛媛
2010年3月27日16時3分配信 毎日新聞
県教委は26日、学校外の者に個人情報が含まれた資料を閲覧、コピーさせたとして東予地方の50代の公立中学校教頭を、同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、教頭は昨年6月、かつて同中に勤務していた50歳代の女性養護教諭とその知人女性2人に、病欠した教諭の名前が記された学校日誌や保健室を利用した生徒の氏名などが記入された保健日誌などを閲覧させた。また同年8、12の両月には、学校日誌などを計56枚コピーさせたという。
教頭は12月、校長に事後報告。県教委によると、同月内に資料はすべて回収されたとしている。教頭は「養護教諭に対して外部者という認識が欠けていた」と釈明したという。
また、県教委は先月、新居浜市内の県道で、制限速度を37キロ上回る77キロで自家用車を運転し、新居浜署に速度超過で摘発された東予地方の40代の公立中学校男性教諭を今月26日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。【高谷均】
3月27日朝刊