<強制わいせつ致傷>ナイフで脅かし…容疑の教諭逮捕 愛知

<強制わいせつ致傷>ナイフで脅かし…容疑の教諭逮捕 愛知
2010年3月28日16時40分配信 毎日新聞

 愛知県警捜査1課と愛知署は28日、女子大学生にわいせつな行為をし、けがをさせたとして、同県日進市岩崎台、名古屋市立松栄小学校教諭、大藪享一容疑者(42)を強制わいせつ致傷容疑で逮捕した。同署によると、大藪容疑者は「現場には行ったことがあるが、やっていない」と容疑を否認しているという。同署は他にも数件余罪があるとみて捜査している。

 容疑は2月28日午前0時半ごろ、同県長久手町の路上で、帰宅途中の女子大学生(当時21歳)を押し倒して馬乗りになり、ナイフを突きつけて「殺す。言うことを聞け」などと脅し、体を触るなどして約2週間のけがをさせたとしている。現場から十徳ナイフや手袋などが見つかり、同署は大藪容疑者の遺留物とみて調べている。

 名古屋市教育委員会によると、大藪容疑者は91年4月採用。09年4月から現職で、学校全体の連絡調整をする教務主任を務めている。2月28日以降も通常通り勤務していたという。

 西淵茂男・市教委教職員課長は「事実であれば教職者として許されない行為であり、厳正に対処していきたい」とコメントした。【式守克史】

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