琉球大学教職員2人処分 架空・水増し請求などで

琉球大学教職員2人処分 架空・水増し請求などで
2010年4月1日10時30分配信 琉球新報

 琉球大学(西原町、岩政輝男学長)は30日、備品購入で架空・水増し請求を行い、大学に約180万円の損害を与えたとして、大学総務部の男性専門員(50代)を停職12カ月の懲戒処分にした。男性は31日付で辞職した。大学からの相談を受け、浦添署は男性が架空・水増し請求の金を私的に流用していないか捜査する方針。さらに同日、指導していた女子学生と不適切な関係を持ったとして、法文学部教授(60代、男性)を諭旨解雇処分にした。
 大学によると、男性専門員は同大学付属病院の経営管理課長代理だった2006年12月と07年1月、取引先の印刷業者と結託し、実際は購入していない大学病院の備品費用90万円を大学に架空請求させた。
 07年6月には、同じ業者から備品を購入した際、88万円を水増し請求させた。業者は大学が支払った架空・水増し請求分の合計約180万円を男性に渡していた。

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