教え子にみだらな行為の元中学校教諭に懲役1年求刑
2010-05-24 19:06:31 テレビ熊本
教え子の女子中学生を自宅に呼び出し、みだらな行為をしたとして逮捕・起訴された元中学校教諭の男の初公判が熊本地方裁判所で開かれました。被告の元教諭は起訴事実を認め、検察側は懲役1年を求刑しました。求刑を受けたのは、すでに懲戒免職となっている玉名郡和水町の元中学校教諭福田義彦被告(52)です。起訴状によりますと、福田被告はおととしの3月下旬、勤務先の中学校の女子生徒を自宅に呼び出し、みだらな行為をしたとして県少年保護育成条例違反の罪に問われています。今日の初公判で福田被告は「間違いございません」と起訴事実を認めました。そして検察側は、冒頭陳述の中で「教師となってから数人の教え子と性的関係を持ちビデオ撮影をしていた」と指摘。県教育委員会の聞き取りに対しては「ほかにやっていない」と話していた福田被告ですが、今日の被告人質問ではほかにも同じような行為をしていたことを認めました。検察側は「被告を信頼していた被害者に付け込み犯行は悪質」として、福田被告に懲役1年を求刑。判決は来月7日の予定です。