開新高空手部の高1重体:男性教諭、再度不起訴処分に /熊本
2010年6月25日16時25分配信 毎日新聞
熊本市の私立開新高空手部の男子生徒(当時1年)が07年7月、練習中に意識不明になった事件で、熊本検察審査会が暴行罪について不起訴不当を議決したのを受けて再捜査していた熊本地検は改めて男性教諭を不起訴処分(証拠不十分)とした。23日付。
事件では、熊本区検が昨年12月に業務上過失致死罪で教諭を略式起訴し熊本簡裁が罰金50万円の略式命令を出したが、暴行罪は不起訴となった。検察審査会が5月、教諭の暴行を認める証言があることを指摘し「監督や部員からの取り調べの必要性がある」として再捜査を求めていた。
6月25日朝刊