<別府市教委>無免許でバス送迎、高校教諭を懲戒免職
2010年7月21日10時13分配信 毎日新聞
大分県別府市教委は20日、約9年間にわたり無免許運転を続けていたとして、市立別府商高の安藤清丈教諭(51)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。安藤教諭は判明している05年度以降、顧問をしていた男子テニス部の対外試合などに出かける際、部員を乗せたマイクロバスを無免許で運転したという。回数は判明分だけでも05年度以降で計161回に上るという。
市教委によると、安藤教諭は県教委に勤務していた01年8月に免許を失効したが、それを知りながら車を運転していた。今年4月29日に市内で運転中、自家用車の後部ランプが切れていたため警官に止められ、無免許が発覚した。安藤教諭は事実関係を認めているという。
市教委は監督責任を問い、同高の校長を減給とするなど関係者6人も処分した。【祝部幹雄】