暴行の教諭 停職6カ月 県教委処分、退職願
2010/07/24 08:42 福島民報
福島県教委は23日の定例会で、女子児童の下半身をたたいた暴行罪で逮捕、略式起訴された会津地区の小学校の矢畑裕章教諭(46)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。矢畑教諭は同日付で退職願を提出、県教委に受理された。
県教委によると、矢畑教諭は5月11日午前9時ごろ、勤務する小学校の教室で女子児童の下半身を衣服の上から右手で2回たたき、児童に不快感を与えた。矢畑教諭は会津若松簡裁から罰金30万円の略式命令を受け、納付している。
県教委の調査に対し、「児童の関心を引きたかった」とした上で、「教育への信頼を傷付けたことを深くおわびしたい」と話したという。
■男子生徒に体罰高校教諭戒告処分
県教委は同日の定例会で、ほかの生徒に不適切な言動をした男子生徒に体罰を与えたとして、県中地区の高校の30代の男性教諭を戒告処分とした。
県教委によると、男性教諭は6月上旬、担任の学級のショートホームルームで男子生徒を指導する際、胸ぐらをつかみ壁に押しつけた。髪をつかんで左ほおを2回平手打ちし、首に全治1週間のけがを負わせた。