元学校職員に執行猶予判決 兵庫

元学校職員に執行猶予判決 兵庫
2010年7月28日7時56分配信 産経新聞

 県教委から架空の出張旅費をだまし取ったなどとして、詐欺と業務上横領の罪に問われた尼崎市立大成中学校の元事務職員、田邊勝之被告(42)=西宮市高須町=に対する判決公判が27日、神戸地裁尼崎支部であった。秋武郁代裁判官は「犯行を繰り返し、悪質だが、罪を認め詐取した金の一部を弁済している」などとして、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

 判決などによると、田邊被告は平成18年4月〜21年3月、同校の教職員が修学旅行の下見で沖縄県内のホテルに宿泊したなどと装い、航空運賃や宿泊費計約90万円を県教委に請求して同校の口座に振り込ませ、着服した。

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