県教委:教職員4人を懲戒処分 横領など3件の不祥事で /群馬

県教委:教職員4人を懲戒処分 横領など3件の不祥事で /群馬
2010年7月27日12時24分配信 毎日新聞

 県教委は26日、教職員に横領や体罰など3件の不祥事があり、4人を懲戒処分にしたと発表した。
 県教委によると、榛東村立榛東中学校事務職員の田中恵美子経理担当(53)が08年5月以降、職員の親ぼく旅行積立金75万円を横領したなどして懲戒免職にした。「大変迷惑をかけた」などと反省しているという。監督責任で同校の当時の男性校長(55)を戒告処分にした。全額返金されたため刑事告訴は見送る。
 また県立高でラグビー部の顧問を務める男性教諭(35)が今年5月、練習中にミスが多いのを理由に3年の部員の顔を平手でたたき、左眼窩(がんか)底を骨折させたとして、1カ月10分の1の減給処分にした。教諭は「チーム全体に活を入れるためにたたいた。最低の方法だった」と話しているという。
 さらに、西部教育事務所管内の公立小の女性教諭(27)が今年1月、高崎市内で道路を横断中の女性(当時81歳)を車ではね、死亡させたとして、1カ月10分の1の減給処分にした。教諭は自動車運転過失致死容疑で書類送検されたが不起訴処分になっている。【鳥井真平】

7月27日朝刊

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