秋田・児童買春:事件の教諭、起訴内容を認める−−地裁初公判 /秋田
毎日新聞 2010年7月27日 地方版
児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春・児童ポルノ製造)の罪に問われている秋田市立中教諭、奥淳治郎被告(36)=旧姓・小西=の初公判が26日、秋田地裁(馬場純夫裁判官)であった。奥被告は起訴内容について「(間違い)ありません」と認めた。
起訴状などによると奥被告は09年2月、秋田市内のホテルで女子中学生(当時)に対してみだらな行為をして、デジタルカメラで写真を撮影しメモリーカードに保存したなどとしている。
検察側は冒頭陳述で、奥被告が00年ごろからインターネットのサイトなどで知り合った18歳未満の女性を相手にした買春行為を繰り返していたと指摘。起訴された事件の被害者である女子生徒2人は授業で教えたことがあり、08年11月ごろから携帯電話のメールで「お金をあげるから」などと持ちかけ、わいせつな行為をして約5000円から約1万円の現金を渡していたとした。【小林洋子】