福島の県立高教員、飲酒運転で逮捕
2010年8月9日12時59分配信 産経新聞
福島県警須賀川署は8日深夜、酒に酔った状態で乗用車を運転したとして、同県鏡石町前山、県立岩瀬農業高校教諭、根本貴之容疑者(33)を道路交通法違反(酒酔い運転)の疑いで逮捕した。県教育委員会は9日午後に会見し、今後の対応などを説明する。
須賀川署の調べでは、根本容疑者は8日午後10時半ごろ、須賀川市八幡山の国道4号で、蛇行しながら乗用車を運転。署員が脇の市道に停止させ、検知したところ、高濃度のアルコールが検出された。
同署などによると、根本容疑者は同夜、自宅で1人で酒を飲んだ後、車で約3キロ先の食堂に食事に出かけた。ふらついて走っている根本容疑者の車を見た人が警察に通報。食事を終えた根本容疑者が、再び車で走り出したのを署員が確認し、すぐに停止させた。
根本容疑者は当時、ろれつが回らず、歩行もおぼつかない状態だったという。
学校などによると、根本容疑者は4年前に鏡石町内の岩瀬農業高校に赴任し、一人暮らしだったという。