暴行:県立高教諭、野球部指導中に−−減給処分 /広島
2010年8月13日15時45分配信 毎日新聞
県教委は12日、硬式野球部で指導中に部員に暴行を繰り返したとして、監督を務めていた県東部の県立高校の男性教諭(32)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は今年5月、部員11人を約1時間正座させ、立ち上がろうとした2年生に足首に全治2週間のねんざを負わせた。このほか、09年5月〜今年6月、部員の頭をバットでたたいたり、練習試合の内容が悪かった罰として部員14人を15キロ走らせ、1人を脱水症状にさせるなどした。また、日ごろから「張り倒すぞ」「殴らないと分からないのか」などと暴言を繰り返したという。
教諭は今年6月、部員に謝罪し、監督を解任されている。【中里顕】
8月13日朝刊