女装教諭金髪&キャミ&ミニ姿で下着ドロ

女装教諭金髪&キャミ&ミニ姿で下着ドロ
2010年8月25日10時10分 日刊スポーツ

 福岡県警早良署は24日、福岡市内のコインランドリーから女性用下着を盗んだとして、窃盗の疑いで佐賀県立盲学校教諭、平野剛容疑者(43)を逮捕した。同容疑者は犯行当時、金髪のカツラにキャミソール、ミニスカートなどで女装していた。早良署では、店内に設置してある防犯カメラの映像や、被害者の女性が不審な車のナンバーを覚えていたことなどから同容疑者を割り出した。同署によると、平野容疑者は容疑を認めている。

 逮捕容疑は7月18日午前3時ごろ、福岡市内のコインランドリーで、乾燥機から派遣社員の女性(22)の下着2枚(計1000円相当)を盗んだ疑い。早良署によると、女性は乾燥機に洗濯物を入れた後、一度自宅に帰っており、その間隙(かんげき)をついて犯行に及んだとみられる。

 洗濯物を取りに戻り、下着がなくなっていることに気付いた女性が、店の前に止めた車に乗り込む不審な“女”を見つけ、ナンバーを後日警察に届けた。また防犯カメラにも、乾燥機を物色する平野容疑者の姿が写っていた。

 捜査員をうならせたのがその派手な衣装だ。長めの金髪カツラ、紫のキャミソールの上に黒いカーディガンを羽織り、ピンクのミニスカート、足元は金色のミュール(女性用サンダル)。化粧も入念に施していたという。だが同容疑者は身長175センチ超の中肉中背。女装するには、やや大柄過ぎたのか、被害女性が「一見して男だと分かった。女性とは思わなかった」と語るなど、バレバレだった。

 佐賀市内にある自宅からは、女性用の下着数十枚のほか、洋服、ロングブーツなど計約150点が押収された。一軒家に妻、子どもらと一緒に暮らしていたが、下着類はすべて自室から見つかっており、家族には知られていなかったようだ。また同容疑者は容疑について認めているが、女装していた理由などについては固く口を閉ざしているという。早良署では余罪についても調べている。

 平野容疑者は、社会科教員20年目のベテラン。今年4月に県立高から、異動してきたばかりだった。学校関係者によると、勤務態度は「遅刻、欠勤などもなく、これまで特に問題はなかった」という。

 川?俊広県教育長は「服務規律保持の徹底に努めていた中、あってはならないことで、大変残念に思う。事実関係を確認した上で厳正に対処したい」とコメントした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする