改革派つぶし?准教授即時解雇…群馬・堀越学園

改革派つぶし?准教授即時解雇…群馬・堀越学園
読売新聞 2010年9月3日(金)8時17分配信

 不透明な学校運営が問題になっている堀越学園(群馬県高崎市、堀越哲二理事長)の改革を求める教職員でつくる「堀越学園の明日を考える会」は2日、同会の代表幹事で創造学園大ソーシャルワーク学部の男性准教授(58)が8月31日付で即時解雇されたことを明らかにした。

 同会によると、同日、学園側は男性准教授に対して同大の就業規則違反を理由に解雇を通告。しかし、解雇理由とする具体的な事実を明らかにしなかったという。

 男性准教授は、「露骨な『明日を考える会』つぶしだ」と話し、今後、労働委員会などを介して解雇撤回を求めていくという。

 同会は6月に教職員約30人で結成。7月に保護者や学生らで結成した「あしたの会」(約130人)とともに、学園側に学生寮費滞納や国の認証評価が一時中止された経緯や財務諸表などを公開の説明会で明らかにするよう求めてきた。

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