静岡・小学校教諭のわいせつ:私物カメラ禁止に 静岡市教委、再発防止策確認 /静岡

静岡・小学校教諭のわいせつ:私物カメラ禁止に 静岡市教委、再発防止策確認 /静岡
毎日新聞 2010年9月8日(水)10時45分配信

 ◇教諭逮捕で臨時校長会
 女子小学生のわいせつな写真を撮影したとして静岡市立小学校教諭、水野徹容疑者(50)=同市葵区吉野町=が準強制わいせつ容疑で逮捕、送検された事件を受け、同市教委は7日夕、臨時の校長会を市内で開いた。小中高校の校長、幼稚園長ら計143人が参加した。再発防止のため、学校行事の撮影に教職員の私物のカメラを使わないなどと申し合わせた。
 このほか、校長会で申し合わせたのは、わいせつ行為の根絶に向け教職員の面談を行う▽行事の夜間巡視は複数で行う−−など。
 また、同市教委は全校長に、今回の事件を踏まえた対応策をまとめるよう指示した。
 高木雅宏・市教育長は校長会の冒頭、事件を踏まえ「子どもの信頼を裏切り、親の思いを断ち切る教師がいたことを悲しく思う。教職員としての有り様を考えてほしい」と訴えた。【平林由梨】

9月8日朝刊

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静岡・小学校教諭のわいせつ:学校が児童と個別面談 /静岡
毎日新聞 2010年9月7日(火)12時8分配信

 ◇準強制わいせつ容疑で教諭逮捕
 女子小学生のわいせつな写真を撮影したとして、静岡市立小学校教諭、水野徹容疑者(50)=静岡市葵区吉野町=が準強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、水野容疑者が勤務する小学校で6日、担当していた学年で教師と生徒の個別面談が実施された。また、心理カウンセラー4人も派遣され、生徒の心をケアする取り組みが始まった。
 6日は事件発覚後初めての登校日。同校によると、全校集会で校長が「水野先生がやってはいけない悪いことをした。校長先生にも責任がある。皆さんに謝りたい」と話し、謝罪した。涙ぐむ児童もいたという。
 水野容疑者が担当していた学年では、担任が児童と個別面談を実施した。「相談にのってほしい」「不安がある」と話した児童もいたが、カウンセラーに相談するほど不安定になった児童はいなかったという。
 水野容疑者の逮捕容疑は、09年10月中旬ごろ、県中部の研修施設で宿泊学習した際、就寝中の女子児童の服を脱がし、下半身をデジタルカメラで撮影したとしている。
 静岡南署は複数の女子児童が同様の被害に遭っているとみて余罪を追及している。【平塚雄太、山田毅】

9月7日朝刊

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