懲戒処分：女高生にわいせつ、高校教諭を懲戒免−−県教委 ／秋田
毎日新聞 2010年9月14日(火)11時24分配信
県教委は１３日、県内の高校に通う女子生徒にわいせつな行為などをしたとして、県南部の高校に勤務していた３０代の男性教諭を懲戒免職処分にした。
県教委によると男性教諭は０９年１０月、２度にわたって女子生徒の背中や脇腹、胸などに触り、１０年６月には同じ女子生徒に性的な内容のメールを約１０回にわたって送った。
保護者から相談を受けた県教委が８月下旬と９月上旬に調査したところ、男性教諭は行為を認め「生徒や保護者に申し訳ないことをした」と話したという。県教委は教諭と児童・生徒の私的なメールのやりとりを原則として禁じているが、２人は０９年１０月ごろから携帯電話でメールのやりとりをしていた。
県教委は「極めて遺憾で申し訳なく思う」と陳謝。教諭の名前や勤務先などを公表しないことについて「保護者から強い要望があり、被害者の生徒が特定されるような情報は明らかにできない」としている。【野原寛史】
９月１４日朝刊