懲戒処分:起訴2教諭を免職 強制わいせつと威力業務妨害−−県教委 /岩手

懲戒処分:起訴2教諭を免職 強制わいせつと威力業務妨害−−県教委 /岩手
毎日新聞 2010年9月22日 地方版

 県教委は21日、強制わいせつ罪で盛岡地裁に起訴されている一関市立花泉小教諭の被告(31)と、威力業務妨害罪で同地裁に起訴されている県立宮古工高教諭の被告(45)を懲戒免職にした。

 県教委によると、吉田被告は初公判で、盛岡市内の温泉施設で今年6月、浴槽につかっていた同市内の小学校6年生の男児の下半身を触るなどの起訴内容を認め、事実関係に間違いがないと認められるため処分を決めた。高橋被告も県教委の4回にわたる聴取で、09年6月に他校の生徒の誘拐を予告する文書を郵送するなどの事実を認めたため、処分した。

 八重樫勝教育委員長は「教員にあるまじき行為だ。今後、同様の事案が発生しないよう指導を徹底してほしい」と述べた。【狩野智彦】

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