給食費をずさん管理 横領招いた校長懲戒
産経新聞 2010年9月25日(土)7時56分配信
給食費を適切に管理せず、臨時事務職員による500万円もの横領を招いたとして、都教育委員会は24日、八王子市立小学校の男性校長(57)を戒告処分の懲戒処分とした。
都教委によると、校長は平成20年8月から21年3月の間、給食費を管理する預金通帳と印鑑を誰でも持ち出せる状態にしていた上、通帳の照合などをせず、同校の男性臨時職員による約505万円の横領を招いた。職員が21年3月、横領を認める置き手紙を残して失跡し発覚したという。横領されたカネはその後、職員に全額返金させた。
また、都教委は24日、個人情報を記録したUSBメモリを紛失したなどとして、都立高校2校の校長と副校長、教諭の計4人を停職3カ月から戒告の懲戒処分とした。