元教え子の高1買春容疑で土浦養護学校講師逮捕
2010年9月29日(水) 茨城新聞
牛久署と県警少年課は29日、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで、阿見町中央2丁目、県立土浦養護学校講師、湯原芳浩容疑者(31)を逮捕した。
逮捕容疑は、7月18日午後6時ごろ、同町内の駐車場に駐車中の乗用車内で県立高1年の女子生徒(16)に対し、音楽DVD1枚(4380円相当)を渡し、わいせつな行為をした疑い。
同署によると、湯原容疑者は「女子生徒にDVDを渡しわいせつな行為もしたが、DVDを渡す見返りにしたわけではない」と供述している。
女子生徒は、湯原容疑者が2年前に講師として勤務していた県内の公立中学校の教え子という。
女子生徒が翌日、母親とともに同署に相談に訪れ発覚した。
湯原容疑者は今年2月、土浦養護学校の欠員補助講師として採用され、小学部5年の副担任を務めていた。
同校の高野駿校長によると、勤務態度に問題はなく、教員を目指し熱心に指導にあたっていたという。高野校長は「児童が困っている事にもきちんと対応していた。人権を尊重するよう強く指導していたので大変驚いている。教員としてあってはならないこと。おわびしたい」と話した。
県教委によると、湯原容疑者の任用期間は9月30日まで。県教委は同日、湯原容疑者の逮捕を受け、継続任用しない方針を固めた。