県立校校長会:教育長が“非常事態宣言” 教職員不祥事防止策を協議 /長崎
毎日新聞 2010年10月17日(日)15時38分配信
やなど教職員による相次ぐ不祥事を受け、県教委は16日、県立校の臨時校長会を開き、今後の対策や取り組みについて意見交換した。
この日は県立の高校、特別支援学校71校の校長が参加。寺田隆士教育長は「2カ月で3人が逮捕されたことは非常事態。尊敬されるべき教師自身に倫理観が欠ければ教育は成り立たない。全教職員が危機感を持ってほしい」と訓示。校長に「自ら語る力を持ち、一人一人の職員を信じるだけでなく『過ちを犯すことがある』と複眼を持って接して」と求めた。
この後、校長らは五つのグループに分かれ不祥事撲滅のための具体策を協議。「若手職員の仕事への価値観が違う。家族や生徒など守るべきものが分かっていない」「どういう環境が原因だったのか動機などの情報がほしい」「教師のためのカウンセラーが必要」−−などの意見が出された。
一方、【蒲原明佳】
〔長崎版〕
10月17日朝刊