教卓から女子生徒の盗撮狙う 福島の高校で20代講師

教卓から女子生徒の盗撮狙う 福島の高校で20代講師
2010/10/24 18:24 【共同通信】

 福島県教育委員会は24日、県立高校の20代の男性講師が授業中に、教卓から女子生徒のスカートの中をデジタルカメラで盗撮しようとしたことが発覚したと発表した。

 同校の調べで、講師がほかにも校外で盗撮していたことが判明。県警に通報し、講師を自宅待機処分とした。

 県教委によると、講師は21日の数学の授業で、生徒を一人ずつ教卓の脇に立たせ指導。女子生徒を立たせた際に、左手で教卓上のプリントを指さして注意をそらせ、右手のカメラで撮影しようとした。生徒は盗撮行為に気付いて逃げ、その後、別の教員に相談し発覚した。

 県教委によると、講師は1年契約で今年4月から同校に勤務。講師のパソコンには6月に書店で女子高生のスカート内を撮影したとみられる動画が3本保存されていた。

 県教委は「講師の不祥事が相次いだため、本年度は採用や研修で対策を徹底したが、痛恨の極み」としている。

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