セクハラ：宇治の研修施設で女性に 容疑の元教諭逮捕 ／京都
毎日新聞 2010年11月11日(木)15時51分配信
京都市立小学校の男性教諭が今年夏、宇治市内の研修施設で女性にセクハラ行為をしていたとされる問題で、宇治署は１０日、京都市下京区七条御所ノ内西町、元教諭、朽木雅綱容疑者（４０）＝１０月１８日付で自主退職＝を強制わいせつの疑いで逮捕した。逮捕容疑は８月１日午前２時ごろ、同施設の渡り廊下で、参加した講座に同席した京都市の女性（２２）に抱きついたり、胸を触るなどのわいせつな行為をしたとされる。
同署によると講座は７月３１日から２泊３日間の日程で、日本赤十字社府支部などが主催。小中高生約１００人のほか、府内の複数の学校から引率、指導役の教諭が参加した。朽木容疑者は当時飲酒していたといい、「女性と初対面だったが、好感を持った」と容疑を認めているという。
８月半ばに匿名の投書が届き、同市教委が内部調査。その後、女性が警察に相談した。同市教委の芝田一広・教職員人事課長は「教員としてあるまじき行為。公教育の信頼に応えるため、全力を挙げる」との談話を出した。【山田尚弘】
１１月１１日朝刊