元教諭に懲役1年6月求刑 買春、卑劣で悪質と検察
2010.11.26 17:48 産経新聞
売春あっせんサイトで知り合った女子中高生にみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた山梨県山梨市の元山梨北中教諭、大島雅彦被告(50)の公判が26日、横浜地裁川崎支部(阿部浩巳裁判官)であり、検察側は「卑劣で悪質」として懲役1年6月を求刑した。
弁護側は「事件後に懲戒免職になり、社会的制裁を受けた」と執行猶予付き判決を求め、結審した。判決は12月3日。
検察側は論告で「金にものを言わせ、児童を性欲のはけ口とした。教諭でありながら、児童の健全な成長を阻害する行為に及び、厳しい非難に値する」と指摘した。
起訴状によると、昨年5~9月、サイト運営者の男=公判中=に計11万6千円を支払い、13歳の中学生2人、17歳の高校生1人にわいせつな行為をしたとしている。