女児わいせつ容疑教諭を懲戒免職…静岡

女児わいせつ容疑教諭を懲戒免職…静岡
2010年12月1日 読売新聞

 静岡県静岡市教育委員会は30日、準強制わいせつ罪に問われ静岡地裁で公判中の同市立小学校教諭水野徹被告(50)を懲戒免職処分にした。

 発表によると、水野被告は2009年10月16日未明、学校行事で利用した同市内の研修施設で、就寝中の女児2人の服を脱がせてデジタルカメラで撮影したとして今年9月に準強制わいせつ容疑で逮捕、起訴された。

 市教委は30日の記者会見で、問題の学校行事の直後に、「(水野被告に)学校行事で寝顔を撮影された」との匿名の投書が校内の投書箱に投函(とうかん)されていたことを明らかにした。校長(58)が事情を聞いたが水野被告は否定し、校長はそれ以上調査しなかったという。

 また、今年3月の学級編制の時期にも、複数の児童が校長に「(水野被告に)寝顔を撮られた」などと相談したという。市教委は校長の監督責任も問い、文書訓告とした。高木雅宏教育長は「学校への信用を失墜させた」と述べ、陳謝した。

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