相談で訪れた女子学生にセクハラ、教授を停職

相談で訪れた女子学生にセクハラ、教授を停職
読売新聞 2010年12月6日(月)20時57分配信

 神戸大は6日、女子学生に抱きつくなどのセクハラをしたとして、大学院経済学研究科の40歳代の男性教授を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。

 発表によると、教授は7月上旬、研究室を訪れた女子学生に抱きつき、体を触るなどした。女子学生は研究内容を相談するつもりだったといい、その後、精神的ショックで通学できなくなり、家族から大学側への通報で発覚した。

 教授は「相談を受けるうちに思わずやってしまった。深く反省している」と認め、9月上旬から体調不良を理由に休暇を取っている。女子学生は、大学側が指導教授を交代させるなどしたため、10月から登校、受けられなかった前期試験は追試を受けたという。

 萩原泰治・同研究科長は「被害学生が勉学を続けられるよう、できる限り環境を整えたい」と話した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする