<京都市立芸術大>“アカハラ”発言で教授を停職1カ月

<京都市立芸術大>“アカハラ”発言で教授を停職1カ月
毎日新聞 2010年12月17日(金)0時13分配信

 交際していた女子大学院生に対し、学位取得への影響力を誇示するような発言をしたなどとして、京都市立芸術大は16日、音楽学部の男性教授(55)を停職1カ月の懲戒処分とした。

 大学によると、教授は04年4月から07年2月まで院生と交際。院生の論文について「自分が教授会でふさわしくないと演説したら×が増える」などと話した。院生は、関係解消を拒むための強権的な発言と受け止めたという。

 院生は07年5月、事実関係の調査や教授の処分を申し立て。大学の調査委員会が内部調査していた。渡辺真学長職務代行者は「学生の教育研究の権利を害した行為。信頼を失墜させたことを深くおわびする」とコメントした。【田辺佑介】

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