県教委:相次ぐ教職員の不祥事、根絶へ対策本部 /長崎

県教委:相次ぐ教職員の不祥事、根絶へ対策本部 /長崎
毎日新聞 2010年12月23日(木)15時2分配信

 相次ぐ教職員の不祥事を根絶しようと「県公立学校教職員コンプライアンス対策本部」が設立され、22日、長崎市で第1回会議があった。
 対策本部は、校長会や町村教育長会、教職員組合、PTA連合会、長崎大教育学部など17団体の代表が委員を務める。冒頭、本部長の寺田隆士・県教育長は「上からの指導ではなく、同僚同士の連携を強める対策が必要。関係機関の総力を挙げた取り組みたい」とあいさつした。
 その後、県教委が作成した不祥事防止対策案を基に議論。委員からは「そもそも問題の原因が分からないと、対策も表面的に終わるのでは」「子供に『教えてやっている』というおごりはないか。根本的な人権や道徳面への具体的な対策を」などの意見が出た。
 対策本部は今後、不定期に会議を開き、対策をいかに徹底するかなどを話し合う。【蒲原明佳】
〔長崎版〕

12月23日朝刊

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