わいせつ:児童買春罪など、教諭に有罪判決--地裁 /長崎
毎日新聞 12月28日(火)14時51分配信
16歳の女子高生とわいせつ行為をし撮影したとして、県少年保護育成条例と児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた雲仙市小浜町、元県立西陵高校教諭、高月道雄被告(39)に27日、長崎地裁(松尾嘉倫裁判官)は懲役1年6月執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
判決で松尾裁判官は女子高生が撮影映像を公開される不安を感じ、見知らぬ男性に恐怖を感じるようになったと指摘し「結果は重い」と述べた。また「生徒の健全育成を担う高校教諭の職にあり、強い社会的非難を免れない」とした。一方「懲戒免職され社会的制裁を受けている」と執行猶予の理由を述べた。
判決によると、高月被告は8月4日、18歳未満と知りながら長崎市内の路上に駐車中の車内で女子高生にわいせつ行為をし、デジタルカメラで撮影した。
〔長崎版〕
12月28日朝刊