県教委：窃盗有罪の教諭を免職 万引きなど７人も処分 ／熊本
毎日新聞 12月28日(火)14時54分配信
県教委は２７日、窃盗罪で有罪判決を受けた熊本市立西原小の豊永浩臣教諭（４２）ら２人を懲戒免職、万引きや飲酒運転をした３人を停職３～６カ月、体罰で生徒に重傷を負わせた１人を戒告とするなど教諭８人の懲戒処分を発表した。
豊永教諭は１１月７日早朝、同市中央街の駐車場で乗用車からバッグ（８万３０００円相当）を盗んだ疑いで同月１４日逮捕され、２７日に熊本簡裁で懲役１年６カ月、執行猶予３年の判決を受けた。また、合志市立合志南小の直江昭二教諭（５４）は１１月１１日朝、宿泊した福岡市博多区のホテルの部屋の目覚まし時計など１１点（２５１０円相当）を盗んだとして逮捕された。
熊本市内の小学校の女性教諭（５１）は９月１０日夜、スーパーで食料品９０３円相当を万引きし停職６カ月。酒気帯び運転で検挙された合志市立南ケ丘小の益崎公代教諭（５３）は同４カ月、菊陽町立武蔵ケ丘中の釘本成朗教諭（４８）も同３カ月。生徒の顔を平手でたたき右耳の鼓膜を破る重傷を負わせた玉名教育事務所管内の中学校の男性教諭（５１）は戒告処分にした。【取違剛】
１２月２８日朝刊