免許失効の男性を教員任用 広島県教委、無効を通知

免許失効の男性を教員任用 広島県教委、無効を通知
2011/01/07 19:24 【共同通信】

 広島県教育委員会は7日、教員免許が失効しているのに通算約1年半、非常勤講師や臨時的任用職員として採用していたとして、県立高校に勤務する教諭の男性(31)に任用の無効を通知した。

 男性は2006年11月、女子高校生にわいせつ行為をしたとして県青少年健全育成条例違反の罪で執行猶予付きの有罪判決が確定、教員免許が失効していた。県教委の調査に「弁護士から大丈夫だと聞いていた」と話している。

 県教委によると、免許の失効時、男性は無職だった。その後、08年4月から10年3月までのうちの通算9カ月間、県立高校で非常勤講師や臨時的任用職員として勤務。10年4月から現在の高校に移り、臨時任用されていた。

シェアする

フォローする