生徒を「追放する」と暴言、体罰 札幌市が中学教諭処分]
2011/01/19 19:46 【共同通信】
札幌市教育委員会は19日、担任で、顧問を務めるクラブにも所属している生徒に体罰を加えたほか「(クラスから)追放する」などの暴言を繰り返したとして、市立上野幌中学校の30代の男性教諭を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分とした。
教諭は「行き過ぎた指導だった」と話しているという。
市教委によると、男性教諭は昨年8月、顧問を務めていたソフトテニス部の活動で、素振りの練習中にほかの生徒がふざけて投げた小石を偶然打って校舎の窓に当てた男子生徒の胸ぐらをつかんで体を押した。
翌日から数日間も教室などで男子生徒に「学級にいさせることはできない」「クラスに必要のないやつがいる。早く机を屋上へ持っていけ」と暴言を吐いたり、腕を強く引っ張る体罰を加えた。