堀越学園:理事長に中国籍の王氏 引責の堀越氏、理事残留 /群馬

堀越学園:理事長に中国籍の王氏 引責の堀越氏、理事残留 /群馬
毎日新聞 2011年1月26日(水)11時22分配信

 創造学園大学などを運営し、経営問題が表面化している学校法人堀越学園(高崎市)は24日夜、臨時理事会を開き、堀越哲二理事長(62)の辞任を承認した。理事職と、同大の学長職にはとどまる。新理事長には同大東京校所長で中国籍の王豊(おうほう)氏(42)を選任した。
 同大によると、堀越前理事長は理事会で「今までの学園の混乱、給料遅配などの責任を取る」と理事長辞任を申し出たという。
 王理事長は25日、堀越学園が運営する学校、幼稚園を回り、職員に理事長交代を説明。「これまで全体で学校を作っていくという雰囲気がなかった。対話と透明性をもって、教職員一丸となって学校の再構築をしていきたい」と述べたという。
 また同大によると、25日は給料日だが、王理事長は支払いができないことを教職員に謝罪し「2月中旬までには非常勤を含めた教職員の給与、その他の債権者を含めてある程度きれいにできるメドがついている。そうでなければ理事長は受けない」と語ったという。【増田勝彦】

1月26日朝刊

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