村山の強制わいせつ:6歳女児を出張尋問へ 証言の信用性争点に--地裁公判 /山形

村山の強制わいせつ:6歳女児を出張尋問へ 証言の信用性争点に--地裁公判 /山形
毎日新聞 2011年1月28日(金)12時19分配信

 09年に村山市の無認可保育園(既に閉鎖)で起きた強制わいせつ事件で、被害者とされる当時4歳の女児(6)が証人として出張尋問を受けることになった。子供の証言能力に詳しい北海道大大学院文学研究科の仲真紀子教授(発達心理学)は「過去に3歳児や9歳児が証言した例もあるが数例しか聞いたことがない」としており、幼児の証人採用は全国的にも極めて異例。今後は幼児の証言の信用性などが争点になる。
 強制わいせつ罪に問われた村山市楯岡笛田1、保育士、菊池竜太郎被告(34)の公判が27日、山形地裁(伊東顕裁判長)であり、検察側が女児の出張尋問を請求し、採用された。3月末までに期日が決まる見通し。
 仲教授は「子供の証言は信用性の確保が難しい。空想が交じったり、内容に食い違いが出れば、信用性はたちまち揺らぐ」と話した。子供の心理的負担についても触れ「カジュアルな服装や子供と同じ目線になるように座って話を聞くなど配慮が必要だ。子供を責め立ててはならない。子供の成長に支障をきたす恐れもある」と指摘した。
 山形地検の菅野俊明次席検事は「本来なら避けたかったが、裁判所が自白調書の補強証拠として要求している以上はやらざるを得ない。女児の母親と相談して決めた」と話した。女児は事件後、転居しており、出張尋問は県外で行われる予定。
 起訴状によると、菊池被告は女児の衣服を脱がせて体を指で触るなどのわいせつな行為を繰り返したとしている。菊池被告は捜査段階から一転し公判では否認している。【鈴木健太】

1月28日朝刊

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受託収賄容疑 山形・村山市長を逮捕 職員採用で現金(毎日新聞)
2005/7/16

山形県村山市の消防職員の採用をめぐる現金授受疑惑で、県警捜査2課などは15日、菊池汪夫(ひろお)市長(60)を受託収賄容疑で、後援会関係者ら3人を贈賄容疑で逮捕した。
 贈賄容疑で逮捕されたのは、同市白鳥、会社役員、矢萩正夫(56)▽同市岩野、団体職員、松田晃(47)▽同市稲下、同、佐藤誠一(56)の3容疑者。
 調べでは、菊池容疑者は03年9月下旬ごろ、村山市の自宅で、同年の市消防職員の採用試験で松田容疑者の息子の合格の便宜を図るよう依頼され、現金200万円を受け取った疑い。松田容疑者の息子は翌年に採用されていた。【大久保渉】
(毎日新聞) – 7月16日10時21分更新

村山市の保育園で女児にわいせつな行為をしたとして、17日に保育士が逮捕された事件で、山形県は18日、連休明けにも事件があった保育園に立ち入り調査する方針を固めた。

 逮捕されたのは、同市の保育園「汪文幼児園」(菊池汪夫園長)に勤務する菊池竜太郎容疑者(33)=同市楯岡笛田1丁目=。逮捕容疑は今年4月中旬から8月下旬までの間、
数回にわたって保育園内で女児の服をぬがせて体を触った疑い。

 村山署によると、女児が保育園に行くのを嫌がるようになり、母親にわいせつ行為を受けていることを話したという。別の保護者からも同様の相談が寄せられているといい、同署が関連を調べている。

 前村山市長で菊池容疑者の父親の菊池園長は18日、河北新報の取材に対し、「事実がはっきりすれば、記者会見するなど必要な対応を取る」と話した。

河北新報 2009/9/20

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