高校の女子生徒に「胸のサイズは?」、夜間に電話繰り返した県立高男性教諭ら処分/神奈川県教委
カナロコ 2011年2月10日(木)21時0分配信
教え子の携帯電話番号を不正に入手して夜間に繰り返し電話し、胸のサイズを聞くなどわいせつな言動をしたとして、県教育委員会は10日、横浜市内の県立高男性教諭(53)を停職3カ月の懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は昨年11月上旬、校内で複数の女子生徒に「悩みを相談したいときのために連絡先を交換しよう」と声をかけ、携帯電話番号やメールアドレスを入手。このうちの1人に、約1カ月間で計12回にわたる夜間の電話を繰り返した。午後11時20分ごろから約1時間40分に及んだ電話では、「胸のサイズはいくつか」「好きだよ」などと発言した上、わいせつな言葉も発したという。
同生徒が別の教諭に相談して問題が発覚。同教諭はこの女子生徒に「親近感を感じていた」といい、電話での発言内容は一部認めたものの、わいせつな発言については「睡眠薬を飲んでいたので記憶にない」などと説明しているという。
また、県教委は同日付で、特別支援学級児童(2人)の評価や個別教育計画などを記録したUSBメモリーを紛失したとして、海老名市内の市立小学校の女性教諭(27)を戒告処分にした。