傷害:香川大准教授が女性のあご殴る 容疑で捜査 /香川
毎日新聞 2011年3月26日(土)16時9分配信
香川大は25日、同大学教育開発センターの男性准教授(45)=岡山県赤磐市=が坂出市の女性の胸やあごを殴り、10日間のけがをさせたと発表した。県警が傷害容疑で捜査しており、結果を待って処分する方針。同大学は昨年学生ら3人が逮捕され、モラルの徹底などを図っていた。今回は教員による不祥事で、一井真比古学長は「反省するところが大きい」と処分の厳格化なども検討するという。
同大学によると、准教授は2月1日午後4時40分ごろ、帰宅するため高松発岡山行きの快速「マリンライナー」に乗車。隣に座っていた女性が坂出駅で下車しようとした際、「足を踏まれた」のに腹を立て、女性のハンドバックをつかんで引っ張り、胸とあごを1回ずつ殴ったという。女性とは18日、示談が成立した。准教授は「人としての常識を著しく欠いた行為で、深く反省している」と談話を発表した。
准教授は10年4月から勤務し、全学部の1、2年生が受ける英語の授業を担当している。【広沢まゆみ】
3月26日朝刊