児童調査書ひったくり 女性教諭、帰宅途中被害 大阪・茨木
産経新聞 2011年4月19日(火)7時57分配信
茨木市教委は18日、市立中津小学校(同市中津町)の女性教諭(56)がひったくり被害にあい、担当クラス34人分の家庭環境調査書などが盗まれたと発表した。個人情報流出による二次被害の情報はないという。
市教委によると、教諭は12日午後7時20分ごろ、担当クラス児童の家庭環境調査書と私物のUSBメモリー、集金した教材費計6万8千円などが入った手提げカバンを自転車の後ろのかごに載せて帰宅する途中、同市中村町の上り坂で、自転車で近づいてきた男にカバンを奪われた。
家庭環境調査書には児童の氏名、住所、保育歴、保護者氏名、家族構成、緊急連絡先などが記載。USBには児童の氏名、連絡先などの情報が入っていたという。
同市教委は個人情報を校外に持ち出すことを原則として禁止しているが、教諭は「自宅で作業をするために持ち帰ろうとした」などと説明しているという。