児童の列に突っ込み5人けが 元教諭に禁錮2年求刑 栃木

児童の列に突っ込み5人けが 元教諭に禁錮2年求刑 栃木
産経新聞 2011年4月21日(木)7時57分配信

 宇都宮市下栗町で昨年10月、市立横川東小正門付近で登校中の児童の列に乗用車で突っ込み児童5人にけがを負わせたなどとして、自動車運転過失傷害罪に問われた同市、元同小教諭、吉沢伸介被告(57)の論告求刑公判が20日、宇都宮地裁(崇島誠二裁判官)で開かれた。検察側は被告に禁錮2年を求刑した。

 吉沢被告は今年1月にも前の車に追突し運転手にけがを負わせたとして同罪で追起訴された。検察側は、被告が以前から主治医に運転を控えるよう注意されていたにもかかわらず運転を続け、1度目の事故後も運転し再び事故を起こしたことに触れ、「反省しているか疑問」と指摘。再犯の可能性が高いとして、禁錮刑を求刑した。

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