飲酒運転:奥羽大歯学部准教授、事故 容疑で逮捕 /福島
毎日新聞 2011年5月27日 地方版
郡山署は26日、郡山市大槻町、奥羽大学歯学部准教授、千葉有容疑者(46)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。
容疑は同日午前8時40分ごろ、郡山市亀田西の国道4号で、酒に酔って乗用車を運転したとしている。その後、千葉容疑者の乗用車は、渋滞のため徐行していた乗用車に追突し、計4台が絡む玉突き事故となった。前の車3台に乗っていた2〜41歳の男女計5人のうち、市内の女性(37)が軽傷を負った。
同署の調べでは、千葉容疑者は大学に出勤途中で、呼気1リットル当たり0・25ミリグラム以上のアルコールが検出されたという。現場は片側1車線の直線道路。
千葉容疑者は91年同大卒。歯科薬理学が専門で、週2回講義や実習を担当している。同大の天野義和学長は毎日新聞の取材に対し、「大変申し訳ない。被害者の方におわびします。同大の懲罰規定により、厳しい処分で臨みたい」と陳謝した。【蓬田正志、坂本智尚】