先生が侵入した女子トイレ、カメラ5台見つかる
読売新聞 5月27日(金)21時6分配信
私立広島なぎさ中学・高校(広島市佐伯区)の女子トイレに侵入したとして、同校教諭森下暁容疑者(30)(同市西区山田新町)が広島西署に建造物侵入容疑で逮捕される事件があり、同校は27日、校内の女子トイレに小型カメラが仕掛けられていたと発表した。同署の調べに森下容疑者は「盗撮するために侵入した」と供述しており、同署は森下容疑者が小型カメラを設置したとみて追及する。
同署や同校の発表によると、森下容疑者は26日昼、同校2階の女子トイレに侵入した疑い。小型カメラ(縦約3センチ、横約6センチ、厚さ約1センチ)は女子トイレ5か所で見つかったという。
同校によると、森下容疑者は2007年4月から勤務。現在は高校で「数学」「情報」を教え、中学の卓球部副顧問を務めている。
記者会見した角島(かどしま)誠校長(46)は「情けなく、生徒や保護者に申し訳ない。教員全員で再発防止に取り組みたい」と話している。