建造物侵入:「盗撮目的」教諭を逮捕 勤務の中・高で女子トイレ侵入容疑 /広島

建造物侵入:「盗撮目的」教諭を逮捕 勤務の中・高で女子トイレ侵入容疑 /広島
毎日新聞 2011年5月28日(土)15時11分配信

 勤務先の学校の女子トイレに忍び込んだとして、広島西署は26日、西区山田新町2、広島なぎさ中・高校(佐伯区)教諭、森下暁容疑者(30)を建造物侵入容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は26日午後0時40分ごろ、校舎の女子トイレに侵入した、とされる。「盗撮目的で侵入した」などと認めているという。
 同校によると、26日の昼休みに女子生徒が校舎2階個室トイレで小型カメラを発見し、教員に伝えた。現場を確認すると、個室トイレ5部屋に一つずつ見つかったという。カメラはだ円形(3×6センチ)で、トイレットペーパーと壁の間に粘着テープのようなもので張り付けてあった。森下容疑者は職員会議で不審な態度だったため、同署が事情を聴いたところ、容疑を認めた。
 森下容疑者は07年4月から勤務。高校で数学と情報を教え、中学の卓球部の顧問もしていた。勤務態度に問題はなく、生徒の信頼も厚かったという。角島誠校長は「誠に遺憾で、残念でならない。襟を正し、信頼回復を目指す」などと話した。【中里顕、北浦静香】

5月28日朝刊

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