メアド1800人分押収、少女70人以上撮影か 睡眠薬悪用の教諭逮捕

メアド1800人分押収、少女70人以上撮影か 睡眠薬悪用の教諭逮捕
産経新聞 2011年6月28日(火)16時36分配信

 ホテルで少女に睡眠薬を飲ませわいせつな行為をしたとして、警視庁少年育成課は児童福祉法違反の疑いで、東京都小平市小川西町、同市立上水中学校理科教諭、栗本裕司容疑者(56)を逮捕した。

 同課によると、栗本容疑者の自宅からはわいせつな行為をする様子を撮ったDVD計150枚のほか、パソコンと携帯電話からは1800人分のメールアドレスが押収された。DVDには約100人が映っており、そのうち18歳未満の少女は70人以上いたとみられる。栗本容疑者は「言いなりになるので、14、15歳の少女を狙った。後でDVDを見て楽しんだ」などと供述しているという。

 逮捕容疑は5月6日夜、新宿区歌舞伎町のホテルで、私立高校1年生の少女(15)に睡眠薬を飲ませて意識をもうろうとさせた上、わいせつな行為をしたとしている。

 同課によると、栗本容疑者は少女が登録していた携帯電話の自己紹介サイトに「32歳のヒロです。都内で8万円で会いませんか」などと書き込み、直接会うよう要求。上半身裸の写真もメール送信させた。少女は最初、会うのを拒否したが、2日間で約100通のメールが送られてきた上、「写真をばらまかれたくなかったら会え」などと脅迫されたため、会ったという。

 同校によると、栗本容疑者は今年度から同校に赴任。中学1年生のクラスの担任だった。事件当日は出勤日だったが、夕方の2時間は休暇届を出していたという。

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女子高校生へのわいせつ事件で逮捕の56歳中学校教諭、卑劣な犯行の手口が明らかに
フジテレビ系(FNN) 2011年6月29日(水)18時15分配信

28日に明らかになった東京・小平市の中学校教諭・栗本裕司容疑者(56)が起こした女子高校生への事件で、その卑劣な犯行の手口が明らかになった。
5月5日、自己紹介サイトで見つけた高校1年の女子生徒に、自らの年齢を偽り、「32歳のヒロといいます。都内で、8万円で会えませんか」などというメールを送っていた。
女子生徒が拒否するメールを返信すると、栗本容疑者は2日間で100通を超えるメールを送りつけ、「会わなくてもいいから、胸の写真を送って」と要求した。
女子生徒は、応じればメール攻撃がやむと思い、写真を撮って送ると、今度は「写真をばらまく」と脅し、会うことを強要したという。
そして、新宿区内のホテルに制服姿で来るよう呼びつけると、避妊薬とだまして睡眠導入剤を飲ませ、意識がもうろうとしている女子生徒にわいせつな行為をした。
その様子を3台のビデオカメラで撮影したという。
栗本容疑者は、少女と会う前に学校に勤務していて、母親の介護のためと休暇届を出して、2時間ほどいつもより早く帰ったという。
事件は、栗本容疑者が女子生徒を再び誘い出そうと脅したことから発覚した。
栗本容疑者の自宅からは、99人の女性とのわいせつ行為を記録したDVDが見つかり、そのうち少なくとも75人は、18歳未満の少女だったという。
栗本容疑者について、元教え子は「(この中学校に)来た時に『女子のスカートの短さに驚いた』と話していて、変態だなと思いました」、「女の子と悪ふざけをした時に、きっかけが何であれ、結局は男が怒られるみたいな」などと話した。
中学校では1年生のクラスの担任を受け持っていた栗本容疑者は、中学校によると、勤務態度は普通で、これまで特に問題になる行動はなかったという。
栗本容疑者は容疑を認めていて、警視庁は逮捕した児童福祉法に加え、児童ポルノ禁止法違反や準強姦の疑いもあるとして余罪を追及している。

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