酒気帯び運転:下関の市立中教諭逮捕 市教委、教育長ら幹部が謝罪 /山口

酒気帯び運転:下関の市立中教諭逮捕 市教委、教育長ら幹部が謝罪 /山口
毎日新聞 2011年7月23日(土)13時9分配信

 ◇「信頼著しく損なった」
 下関市立豊洋中(豊浦町黒井、窪田雅明校長)の教諭が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたことを受け、市教委は22日に開いた記者会見で謝罪した。県内では今年、
 記者会見には波佐間清教育長や窪田校長らが出席。波佐間教育長は「生徒を指導する立場の教員がこうした事案を起こしたことは極めて遺憾。子どもや市民の学校教育に対する信頼を著しく損なった」と謝罪し、全教職員を対象とした研修会を工夫するなど再発防止に努めるとした。
 市教委学校教育課によると、逮捕された島田英一容疑者(49)は社会科担当で2年の学年主任。同校は20日に終業式を迎え夏休み中で、22日は島田容疑者は振り替え休日だったが、顧問を務める男子ソフトテニス部の指導に向かう途中だったとみられる。同部は27、28日に秋季大会を控えており、窪田校長は「3年生にとって最後の大会なのに、こんなことが起きて本当に申し訳ない」と頭を下げた。同課によると、逮捕前日に学校の懇親会などはなく、島田容疑者と一緒に飲酒した同僚もいないという。
 同校はこの日、教諭の逮捕を生徒の保護者に電話やメールで連絡。23日に臨時保護者会を開き、25日には全校生徒を集めて説明する予定。【松田栄二郎】
〔下関版〕

7月23日朝刊

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