大麻栽培 梨大助教を起訴
2011年8月13日 読売新聞
東京地検は12日、甲府市堀之内町、山梨大医学部助教、宮田政則容疑者(38)を大麻取締法違反(栽培)で、東京地裁に起訴した。
起訴状では、宮田容疑者は昨年10月頃から今年7月24日までの間、自宅で大麻3株を栽培したとしている。
宮田容疑者は7月24日、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。同部によると、宮田容疑者は「インターネットで種を購入し、栽培した大麻は自宅で吸った」と供述していたが、尿検査で大麻の成分は検出されなかったという。
宮田容疑者は山梨大医学部付属病院で外来診療などを担当。同大によると、職員が8月上旬に宮田容疑者に接見し、学内の人事委員会で検討した処分内容を伝達した。宮田容疑者から処分内容に関する意見陳述書が届き次第、処分を正式決定するという。