喫煙:生徒にたばこ与えた講師、県教委が停職42日間懲戒処分 19日付辞職 /三重
毎日新聞 2011年8月20日(土)12時16分配信
尾鷲市立尾鷲中で男性講師(26)が生徒にたばこを与えていた問題で、県教委は19日、男性講師を20日から任用期限の9月30日までの停職42日間の懲戒処分にした、と発表した。男性講師は19日付で辞職が受理された。
県教委人材政策室によると、男性講師は6月5日、部活動のために自家用車で生徒2人を送迎した際、生徒からの求めに応じてたばこを渡すなど、7月初旬までに3年生の男子生徒6人、女子生徒1人の計7人に対して5度たばこを渡し、2度一緒に喫煙したという。また、6月6日に男子生徒にタスポを貸し、男子生徒はタスポでたばこを購入していたという。
男性講師は「他の大人に見つからなければ大丈夫だと思い、喫煙を黙認した。生徒や保護者に迷惑をかけ、深く反省している」などと謝罪しているという。同室は「公教育の信頼を損ねる行為で、県民に深くおわびする。信頼回復と再発防止に努める」と話している。【駒木智一】
〔三重版〕
8月20日朝刊