行政ファイル:飲酒運転の中学校教諭を懲戒免職 /和歌山

行政ファイル:飲酒運転の中学校教諭を懲戒免職 /和歌山
毎日新聞 2011年8月17日(水)12時45分配信

 和歌山市狐島で7月21日未明、酒を飲んだ後に乗用車を運転し、物損事故を起こした同市立中学校の男性教諭(25)について、県教委は16日、懲戒免職とする処分を発表した。県教委によると、教諭は別の教員7人と居酒屋やスナックでビールなど5杯を飲んだうえで運転し、車や電柱にぶつかったとして、和歌山北署が今月5日に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で和歌山区検に書類送検した。

8月17日朝刊

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酒気帯び教諭の処分軽減求め 嘆願書4600通届く
2011年08月17日 わかやま新報

和歌山市立中学校の男性教諭(25)が酒気帯び運転で物損事故を起こした問題で、 県教委は16日、 男性教諭を懲戒免職にした。 市教委は同日、 同校の校長(59)を文書訓告とした。

県教委によると、 男性教諭は2年生の担任で、 運動部の顧問。 熱心な指導で保護者や生徒からの信頼が厚かったといい、 県教委に処分の軽減を求める嘆願書が4648通も届いたという。 過去にも同様の署名活動はあったが、 これほどの数は珍しいという。

男性教諭は今月5日に道交法違反(酒気帯び運転)で和歌山区検に書類送検されていた。 過去5年の飲酒運転による教職員の処分は今回で10件目 (うち懲戒免職が7件、 停職6カ月が3件)。 本年度の懲戒免職は4件目となった。 県教委は今後、 自己管理を呼び掛けるチェックシートの確認など再発防止を徹底していくとしている。

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