八王子の女児連れ去り:逮捕監禁などで川崎の教諭起訴−−地検立川支部 /東京

八王子の女児連れ去り:逮捕監禁などで川崎の教諭起訴−−地検立川支部 /東京
毎日新聞 2011年8月26日(金)10時32分配信

 八王子市内の路上で小学6年の少女をわいせつ目的で車に乗せ連れ去ったとして、地検立川支部は25日、川崎市麻生区上麻生2、川崎市立下布田小教諭、富山浩平容疑者(33)をわいせつ目的略取、逮捕監禁などの罪で起訴した。
 起訴状によると、富山被告は4日午後0時55分ごろ、八王子市内の路上で、少女(当時11歳)の左腕をつかんで軽ワゴン車内に押し込み連れ去った。近くの路上に停車中の車内で手首や足首を粘着テープで縛り付け、「騒いだら殺すぞ」などと果物ナイフ(刃渡り約9・5センチ)で脅迫するなどして車内に監禁したとしている。
 連れ去り現場を目撃した通行人が110番。車を発見した警察官に現行犯逮捕された。少女にけがはなかった。
 川崎市教委教職員課は「捜査の経緯を見守り、適切なタイミングで処分を検討する」としている。【中川聡子】
〔都内版〕

8月26日朝刊

市などによると、富山容疑者は06年春ごろ、勤務先の放課後活動拠点で過度なスキンシップをとったり、施設外で当時小学6年生の女児と交換日記を交わすなどしていたため、同年5月に解雇された。

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